民事法務
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「あっおねぇさん、美容についてのアンケートにご協力おねがいしまぁす。あれ?お肌やばいんじゃないの?どんな肌にも最適ないいものがあるのよ。今だけはお試し無料キャンペーン中だから試してみない??」
俗にいうキャッチセールスです。人間誰しも「無料」という言葉を言われると「無料なら・・」と心が動いてしまうものです。
そこにプラス、「美容」とは女の人にとって永遠のテーマですよね。悪徳業者はそこにつけこんでくるのです。
そこで足を運んでしまおうものなら奥からきれいなお姉さんが出てきて頼みもしないのにあれやこれやと色んな化粧品や美容グッズが・・・。 大抵の女の人はその圧迫に負けて断れないということです。実際使ってはみたものの肌が余計に荒れてしまい「こんなはずじゃなかった・・」といった結末となるのです。
残ったものは使えない化粧品の数々と多額の借金を返していく自分の姿なんてこと悔しくないですか?
上記に書いた以外にも、人間の純粋な心につけこんだ悪徳商法の一部を紹介します。
資格商法とは一般的に「△△の資格をとりませんか?もし、不合格の場合は全額当社が負担いたします。その後の仕事の紹介などのアフターフォローもあります」などがよくある謳い文句ですね。
そうゆう業者に限って高額で初心者ではわかりにくいテキストだったりするのです。 テキスト代金の返還も、確かに不合格になった人に返還している業者もありますがほとんど一部でしょう。
在宅ワーク商法とは、「自宅で誰でも簡単に高収入が得られます」と主婦などをターゲットにしたものが多く目立ちます。 主婦にとって「自宅」、「誰でも」、「高収入」という言葉は魅力的ですよね。
このご時世、夫の給料もカットされ、いつリストラにあわないかと不安な状況にあります。 子供も小さなうちは外へのパートも困難な状況がほとんどです。そこを業者は狙ってくるわけです。
よくあるのは、働きたいとその業者に申し込むと「仕事をしてもらうにはパソコンの資格がいるため当社よりパソコンを購入していただき、資格試験を受けてもらいます。それに合格したらこちらから仕事を提供します」といったケースです。
実際には、高いパソコンを買い、無茶な試験を受けさせて不合格にし、結局は仕事なんて回っては来ないのです。これがほとんどの実態でしょう。
デート商法とは、人間にとって一番無防備な部分につけこんだ方法です。
よくあるのが、見知らぬ人から自宅等に電話があり(今はメールなども利用されていますね)、以前から知り合いだったような慣れなれしい口調で会話を進め、恋愛擬似体験をさせるのです。
仲良くなった瞬間を見計らい会う約束を取りつけて高額なものを買わせるといった手口です。
あまり高額なために断ると、最初は優しかった彼(彼女)も口調が変わり奥から怖いお兄さんが出てきたりもします。
仕方なく契約を済ませるとプツリと連絡が取れなくなりそこで初めて「騙された」ことに気づくパターンがほとんどでしょう。
催眠商法とは、一般的にお年寄りなどをターゲットにしたものが多いでしょう。
よくあるのが、「オープン記念によりタマゴ2パックをご来場くださった方、全員にプレゼント!」などといったようにテナント等に人を集め、その繰り返しでさまざまなものを無料で配ります。
その後、消費者が油断したところで高額商品を売りつける・・といった手口です。業者によっては入り口で履物を脱がせて、すぐには帰らせないようにしたりします。
最初は、一般的な物から始まりだんだんと高額商品になり、消費者にとっては以前に無料で色々なものを貰っているため買わなければいけないという心理が働くのです。悪徳業者はそこを狙うのです。
「悪徳商法にひっかっかってしまったけど解約したい!」という方は当事務所までご相談下さい。