内容証明郵便ってただの手紙じゃないの？という質問をよくされることがあります。
答えは「NO」です。

私たちが日々生活を送っている以上、トラブルはつきものです。 トラブルもこじれてしまえば最後は裁判ということにもなりかねません。

そのような状態になる前に何かと事前に紛争事から回避したいものです。 トラブルといってもさまざまですが、典型的なケースとして、貸したお金の返還を請求する「貸し金返還請求」とか、契約解除、訪問販売等の契約のクーリング・オフなどが上げられます。

このようなトラブルが生じてしまった場合、相手方に対して「～して欲しい」と主張をしたところで「そのような内容の手紙は受け取っていない、そんなの知らない」と言われてしまっては、元も子もありません。

そうゆう状況を回避するために内容証明郵便では、「誰が」・「いつ」・「どのような内容」の文章を発送したのかを郵便局が証明してくれる制度なのです。

つまり、自分の意思を相手方に伝えたという「公的な証拠」として残すことが出来るのです。 ですから、この内容証明郵便を使って相手方が言い逃れできない状況を作るという理由です。

内容証明郵便は、「誰でも簡単に作成することが出来ます」 しかし！！誰にでも簡単に出来るという要素の反面に大きな落とし穴があるのです。

内容証明郵便を作成するにあたり、単純になんでも書けば良いというものではありません。 形式や文字数にも制約がありますし、出すタイミングや相手方を慎重に選ばないと内容証明を出すことが返って裏目に出てしまうといったことがめずらしくありません。

また、書きまちがいや、自分にとって有利だと思った文章でも出してみたら結局は相手方に有利な証拠になってしまった・・・ということにもなりかねません。 内容証明郵便はいったん出してしまいますと撤回することはできません。

泣き寝入りする前に内容証明

・貸金返還請求

友達にお金を貸したのに全然音沙汰なし・・・。どうなってるの？？

・契約解除

欲しくもなかった物を無理矢理買わされてしまったけど、クーリング・オフ期間はすでに過ぎちゃってるし・・・・。 　どうしたらいいの？？

・訪問販売の契約をクーリング・オフ

訪問販売で「今なら○○がついてきます！」と言われ購入しちゃったけど・・・。よくよく考えたら必要ないわ・・・。

・会社からの解雇通知の無効を主張する

会社から突然の解雇通知・・・。納得がいかない！どうすればいいの？

・会社からの未払い賃金請求

２ヶ月前から給料振込みがスットプ状態・・。社長はもう少し待てというけど・・。 　辞めたいけど給料を貰わなければ納得いかないわ！

その他、建物の賃貸借等で家主が借家人に対しての家賃支払い請求や、時効の消滅、交通事故の慰謝料請求などがあげられます。

まずは、悩まず一度ご相談ください。

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